昨日、10月7日東京カンファレンスセンター品川にて、MindManager Version 9 プレス発表ならびに製品発表会が開催されました。
プレス各社ならびに定員を上回るたくさんのお客様やユーザーの方々に参加いただき大盛況のうちに終了できました。
ご来場いただきましたプレス各社の方々、お客様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
オープニングセッション:Mindjetの製品戦略および新製品のご紹介
発表会の前半30分では、マインドジェットワールドワイドセールス&サービス部門のバイスプレジデントであるグレッグ・ブラウンよりマインドジェット社の製品戦略や今後の方向性、さらに日本における展開方針などについてプレゼンテーションいただきました。
情報過多やコミュニケーション不足、情報検索の時間、タイムマネジメントといった今日のビジネスにおける課題に対し、マインドジェットのビジョンとしてアクセス、オートメーション、アプリケーションといった3つの視点から明確な方針を打ち出しました。
また、日本における戦略として、日本語版製品の開発・提供をはじめ、チャンピオンプログラムによる無料トレーニングの継続など今後のマーケット拡大に意欲的な姿勢を示しています。
今回発表になったMindManager Version 9は、プランニング、コラボレーション、タスクマネジメントといった点において大幅な機能強化がはかられるとともに多くのユーザの声を反映した様々な改善が散りばめられています。
プロダクトレビューセッション:Version 9新機能の概要とデモンストレーション
引き続き、Mindjetチーフエバンジェリストの渡邉よりデモを交えながら、Version 9で強化された機能を日常のビジネスシーンをモデルに45分に渡ってプレゼンテーションさせていただきました。
新機能として、ガントチャートビュー、リソースプランニング、スライドビュー、Outlook連携の強化をご紹介。
また、初心者やユーザの方にとって欠かせないユーザビリティやパフォーマンスの向上などについても簡潔にそのエキスをご紹介。
本製品発表会の準備段階でも最も活躍した「修正可能なスライドビュー」機能は、日頃からプレゼンテーションが必要とされる多くのマネジメントクラス、リーダークラスのビジネスパーソンにとって非常に効果的かつ刺激的な機能であることを強調しながら発表会の場でもスライドの内容をダイナミックに追加、修正しながら、必要に応じてMicrosoft PowerPointへ変換して見せました。
キーメッセージ:MindManagerの真の役割
そして、最後に参加者の方々に総論として強くメッセージしたかったことは、「MindManagerの真の役割」とVersion 9で強化がはかられた各種機能の位置づけについてでした。
MindManagerには、従来のバージョンから情報管理や仕事・知識管理という点において大変便利な機能が豊富に実装されています。
これは、企業活動の業務や仕事でMindManagerを利用する際に、知識労働の生産性や仕事の品質という点において大変重要な価値をもたらします。
マインドマッピングをベースとした「アイディアマネジメント」はアイディア発想を中心としたブレーンストーミング技術に集約しがちです。このアプローチは、企業のビジネス活動全体を考慮した場合、アイディアを情報、仕事、知識へと昇華させる上で、多くの時間と労力を要するといった本質的な課題を抱えています。
こうした理由から、Mindjet社では、企業のビジネス用途においてはMindManagerの導入を強く推奨していることをお伝えしました。
「MindManager Version 9は我々の学術研究活動はもとより、企業で働く多くの人々にとっても欠かせないツールとなることでしょう」
千葉工業大学 社会システム科学部
プロジェクトマネジメント学科
教授・工学博士 五百井 俊宏