MindManagerの利用価値を一層高める機能としてマーカーや仕事情報を使って情報を絞り込む「詳細フィルタ」機能があげられます。
MindManagerは、従来より企業のプロジェクト活動を見える化する上で役立つ様々な機能を提供してきました。
その代表的な機能が、この「詳細フィルタ」機能なのですが、現実にはこの機能を使いこなせるヘビーユーザーはそう多くはいないというのが現実のようです。
理由は、各ユーザーが自分自身でフィルタ定義を考え、登録する手間が必要だったためです。
そこで、MindManager 2012では、特にタスク管理に役立つフィルタ定義が事前に定義された状態で提供されるようになりました。
この事前定義フィルタによって、プロジェクトマネージャはいつでも開いているマップから優先度(Priority)や進行状況(Progress)に加えて、
■ アサインされているリソース(Assigned To)
■ 期限切れタスク(Past Due)
■ 今日期限を迎えるタスク(Due Today)
■ 明日期限を迎えるタスク(Due Tomorrow)
■ 今週期限を迎えるタスク(Due This Week)
■ 次週期限を迎えるタスク(Due Next Week)
■ マイルストーン(Milestones)
等の条件を選択するだけで、抽出結果をすばやく確認することができます。
また、並べ替え(Sort)オプションについても、タスク管理の側面を重視した改善が施されています。
これまで、並べ替えの条件としては、アルファベット順や優先度(Priority)、進行状況(Progress)のみでした。
MindManager 2012では、さらに
■ 開始日(Start Date)
■ 期限(Due Date)
■ 期間(Duration)
■ リソース(Resources)
といったタスク管理項目に応じて並べ替えができるようになります。
タスク管理の用途に応じて並べ替えができることによって、プロジェクトマネージャの管理上の負荷をより軽減するだけでなく、常に柔軟で多面的な視点を与えてくれるメリットは絶大なものとなります。
MindManagerのマップ上に視覚化されたタスクは、チームでコラボレーションする様々な人たちにとって貴重な共有情報となるだけでなく、共同で作業を進めていく上で不可欠なコミュニケーション基盤となることでしょう。