かつてMindManagerをビジュアルコラボレーションとお伝えしていた時期がありました。
複雑な情報を見える化して共有し、行動を起こすことがMindManagerの本質的です。一言でビジュアルコラボレーションといっても意味が伝わりにくいかもしれません。ビジュアルコラボレーションを理解するためには、私たちの日々の生活の中で行われている知的な生産活動の本質を考える必要があります。
船で海に出るのであれば海図やコンパス、今ならさしずめ海上用のGPSといったものが必要になります。陸地の見える範囲でボートで移動するならともかく、陸地の見えない大海原で頼りになるのは、こうしたマップになります。
知的生産活動においてゴールの方向性が見えないのは、陸地の見えない大海原でマップを持たずに航海しているようなものです。しかし、私たちの行っている知的生産活動には、こうしたGPSがありません。多くの場合は、経験則に基づき進めて道に迷い、行ったり来たりを繰り返し、最悪の場合はゴールに到達することができなくなってしまいます。
MindManagerの本質は、チームでの活動や行動を適切に計画しながら、目的に到達する時間をできる限り短縮することにあります。そのためには、混沌とした全体像を明らかにし、それぞれの情報の位置関係を整理した上で、様々な問題や取り組むべきことをマップに落とすことが大切です。
例えば、Webサイトを構築する場合、サイトに掲載しなければならない様々な情報をどのように構築するかを初期の段階で計画しなければなりません。サイトの訪問者が欲しい情報に簡単にたどり着き購入や資料請求につながらなければ、サイト構築が失敗していることになります。
そもそも、サイトを作っても訪問者がいなければ意味がありません。最近のSEOでは、何が重要視されているのか、情報量やキーワードは何を使うか、キーワード広告の必要性、更新頻度の高いブログの設置、動画、SNSの連携など検討しなければならないことがたくさんあります。
やみくもにwebサイトを構築するのではなく、特定の目的をもったチームいより適切なサイトを構築する計画しマップに落とすことでサイトへのアクセスは、劇的に改善され、訪問者がすばやく目的とする情報へとたどりつくことができるようになります。
webサイトを構築するチームメンバーに対して共通な視点をもったマップを共有することができれば、なんのためにwebサイトを構築するのかという原理原則をチームワークで共有しながら仕事を進めることができます。陸地の見えない大海原でも船にのる乗組員とともに適切に行動することで目的地へと辿り着く、これがまさにMindManagerを知的生産活動として使う本質なのです。
まだ、MindManagerをお試しになっていない方は、こちらからダウンロードしてご活用ください。