Mindjetは、MindManager 8以降、ビジュアルコラボレーションを推進するクラウドサービスとして、Mindjet Catalyst(有料版)を提供してきました。
こちらの記事は、旧ブログから移行されたものです。記載内容ついては、最新のものではありませんのでご注意ください。
2011年11月30日より、MindjetはMindManager 2012のリリースに伴いMindjet Connect(無料版および有料版)の提供を開始しました。
なお、MindManager 2012から接続できるクラウド環境は、Mindjet Connectであり、Mindjet Catalystとの接続はサポートされませんのでご注意ください。
利用形態は、MindManager 2012から接続する方式とWebブラウザから接続する方式、さらにiPhone, iPad等のモバイル機器から接続する方式がサポートされます。
Mindjet Connect (無料版)にWeb経由でサインインした際に表示されるファイル管理画面
Mindjet Connect (無料版)にMindManager 2012経由でサインインした際に表示されるファイル管理画面
MindManager 2012またはWebブラウザ経由でMindjet Connectにある共有ボタンをクリックすると左記のユーザー招待画面が表示されます。
Mindjet Catalystでは、マップを共有する前にアカウントオーナーがあらかじめメンバーとして招待を行う必要がありましたが、Mindjet Connectでは、マップ単位に複数のユーザーとダイレクトに共有することができるようになりました。
共有画面から、適切なアクセスレベルを選択後、「新しいユーザーとの共有」ボタンをクリックして、共有する相手の電子メールと氏名を入力します。指定されたアドレス宛に送信されるメール内に埋め込まれたリンクをクリックすると相手も同じマップを参照または編集できるようになります。
アクセスレベルは、「読取専用」または「共同編集」のいずれかを選択でき、複数のユーザーで同じマップを同時に編集することも可能です。
Mindjet Connect (無料版)はMindjet Connect Business(有料版)と比べた場合、下記の機能制限があります。
- 単一フォルダ (Business Edition:無制限なフォルダおよびサブフォルダ)
- 1GBのディスク容量 (Business Edition:メンバあたり2GBのディスク容量)
- 2マップまで同時閲覧・編集可能 (Business Edition:メンバあたり4マップまで同時閲覧・編集可能)
- 制限付ドキュメント管理 (Business Edition:更新履歴によるバージョンコントロール)
- 単純な権限コントロール (Business Edition:きめ細かい権限コントロール)
- 1名のアカウント管理者 (Business Edition:複数のアカウント管理者)
まずは、Mindjet Connect(無料版)でビジュアルなコラボレーション環境をじっくりと体感いただいた上で、コラボレーションニーズに応じてBusiness(有料版)の購入を検討されるとよいでしょう。
制限事項:Webブラウザからの日本語入力の問題について(Adobe Flah Player 10以上で発生)
現在、Mindjet ConnectをWebブラウザからご利用いただく場合、日本語が正しく入力できないという制限事項がございます。
現象として、入力カーソルが1バイト分しか表示できず、ローマ字変換入力の際に1文字目の文字が欠落するというものであり、現在米国開発サイドでこの問題を解消すべくAdbe社と調整中ですが、2011年11月30日現在、解決時期は未定です。
トピックの入力時、文字を入力する前に「F2」キーを押下することでこの問題を回避することができます。
ご不便かと存じますが、本制限事項が解消されるまではWebブラウザからの日本語入力の際は、本回避策を適用いただきますようこの場を借りてお願いいたします。