MindManagerは、これまでVersion7以降ユーザインタフェースとして、Microsoft Officeのリボンに準拠してメニューを実装してきました。
リボンインタフェースは、Microsoft社のユーザー調査によって、従来のプルダウン形式のメニューでは実際には存在している機能がユーザにとっては見つけにくいといった点を改善したと言われています。
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しかしながら、日本のユーザーの声を聞いてみるとインタフェースとして長期間慣れてしまったプルダウンメニューを変更されたことによる「わかりにくさ」や「使いにくさ」の弊害が生じているのもまた現実のようです。ユーザインタフェースというのは本当に難しいものですね。
Mindjet 11では、これまで通りリボンを採用していますが、これまでとは違い独自のタブやグループを定義し、リボンメニューを自分の使いやすいようにカスタマイズすることができるようになりました。
やり方は、いたって簡単!リボンのカスタマイズを実行すると下記のカスタマイズ用のダイアログが表示されます。
左側がコマンドの選択領域、右側がメニューの定義領域です。必要に応じて独自のタブやグループを作成した後で、左側から適切なコマンドを選択し、「追加」ボタンをクリックするだけでOKです。
ここでは、例として「デモンストレーション」という名前のタブに「プランニング」「意思決定」「表示制御」「タスクマネジメント」「ユーザインタフェース」というグループを定義して、それぞれのグループにデモでお見せするコマンドを配置した例を示しておきましょう。
画面の表示幅の都合上、必要に応じて名前を短くすることもできますので、自分にとってより使いやすく、わかりやすいインタフェースを作成することができ大変便利です。
メニューをカスタマイズする過程で、もしかしたらこれまで気がつかなかった便利なコマンド(機能)にめぐり合えるかもしれませんね。
ぜひ、自分好みのユーザインタフェースを確立してより使いやすい作業環境を構築してみてください。