2012年12月に日本市場にリリース予定のMindManager 11 for Windowsの目玉となる機能はなんといってもトピックの自動計算機能です。
こちらの記事は、旧ブログから移行されたものです。記載内容ついては、最新のものではありませんのでご注意ください。
これまでクリエイティブな思考活動やブレーンストーミングを中心に活用されてきたMindManagerでは、スプレッドシートのような数値情報を適切に扱うことはできませんでした。しかしながら、個々のトピックの属性として、売上やコストといった数値データをカスタムプロパティとして保持することはすでに実現していました。
そんな状況の中で、トピックの自動計算機能は、長年ご愛用いただいている多くのお客様からご要望の多かったスケジューリング機能やスプレッドシートへの出力機能に次いで、非常に高いニーズを持った機能でした。
具体的には、個々のトピックのプロパティ属性の種類として、新たに「計算済」をサポートし、配下に連なるトピックの任意の属性項目の「合計」や「平均」、「数量」「最大」「最小」を上位トピックへと自動集計することができるようになりました。
この機能により、予算やコスト、利益といった金額情報の集計や、数量や重さ、工数の合計値などを容易に計算し、集約することが可能となります。
もちろん、MindManagerの強みでもあるドラッグ&ドロップ操作によってトピックを移動したり、コピーすると関連する上位トピックにすばやく計算結果が反映されます。スプレッドシートによる直線的な視点では、なかなか感じ取ることができなかった、個々の要素が全体に与える影響をすばやく察知することができます。
でも、この自動計算機能を使うためには面倒な操作が必要なのでは…心配はご無用、誰でも簡単にすばやく自動計算トピックを作成することができるのです。
自動計算トピックの作成方法については、次回の投稿でご紹介します。
それまで、この自動計算トピックを利用してどんなマップを作成したら自分に役立ちそうなのかをいろいろと考えてみてくださいね。