2009年8月にチャンピオンプログラムの無料トレーニングを受講されたT.Kさんは、東京都特別支援学校の進路指導の先生でした。
今年3月にあらためて「ビジュアルコラボレーション体験コース」を受講いただいた際、トレーニング後の活用状況などを聞かせていただきました。
T.Kさんは、中学部の技術科の授業や研究協議会でPC上でMindManagerを使って自己紹介マップを使ってプレゼンテーションしたり、授業のレジュメを作ったりしているそうです。
左記のマップは、夢の島で2泊3日で行った移動教室のレジュメをボランティアさんにわかりやすいように描いたものです。画像を積極的に利用することで直感的にわかりやすいよう工夫されているようです。
また、エクスポート機能を積極的に使うことでマインドマップを単なる絵としてとどまることなく、すばやく異なる書式に変換したり、トピックの一部を送信機能を使って新たなマップへと切り出したりとトレーニングで学んだことを日々の実務で実践されているそうです。(トレーニングの甲斐がありました)
お話を聞いていて、なるほどと思えてしまったのは、本来手描きが基本とされるマインドマップも、肢体が不自由な生徒さんたちにとってはやはり無理があるため、キーボードで入力できるパソコンソフトの方が有難いとのことでした。
また、普段理路整然と話したり表現したりすることが苦手な生徒さんたちにとって、「マインドマップ」のランダムで自由な表現方法はとても馴染みやすく積極性を引き出すことにも大いに貢献しているとのことです。
私がT.Kさんの話を伺っていてとても頼もしいと感じたことは、マインドマップやMindManagerのような新しい手法や道具をこういった教育現場で、臆することなく先生自身が積極的に取り組んでいらっしゃるという点です。
私たちの多くは新しいものに惹かれる反面、変化をとても嫌がる一面も持ち合わせています。
「まずは、頭であれこれ考える前に自分自身でやってみる!感じてみる!気づいてみる!」
前例はあるの?事例はどこ?とあれこれ他人(他社)の行動を気にする前に、自分自身が前例となり、事例となってしまったらどうでしょう。
そんな勇気ある方々の活用事例や導入事例をこれからも本ブログを通じて積極的に紹介していきたいと思います。
MindManagerの活用事例紹介に興味・関心のある方は、ぜひ一度下記投稿をご覧くださいね。
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